2013年2月26日火曜日

海外旅行で身を守る方法

海外は日本では想像も付かないくらい危険と隣り合わせになってしまうかもしれません。
特にここ数年は世界的に経済が低迷していて、失業率が日本の何倍も高い国がたくさんあります。

失業率が高くなると、犯罪の発生率もそれにつれて高くなり、治安が悪化する傾向になります。スリや強盗だけではなく、誘拐などが頻発する国や地域もあることを知っておく必要もあるので、十分な予備知識を持って心構えと事前準備をして行くことをオススメします。

1. 身を守る
銃社会のアメリカへ行くのであれば、自分の周囲にいる人はみな銃を携帯している可能性があることを認識しましょう。もちろん、アメリカであっても拳銃の携帯にはさまざまなルールや規制がありますが、それが必ず守られているとは限らないという現実があります。学校やショッピングセンターなどで無差別に発砲する事件や、ギャングの抗争など、一般市民の生活範囲の中で突如として起こる事件や事故があることを認識しておく必要があります。
具体的には「周囲の人に気をつける」「何か異変を感じたら周囲の人の行動から状況を把握する」などの危険察知能力を高める努力が身を守る上では重要だということです。

2. 所持品を守る
一番盗まれる可能性が高いのは「財布」や「ハンドバッグ」そして最近では「ケータイ」。これらはスリや置き引きによって盗まれる可能性が高いので、常に注意を払う必要があります。空港や駅や電車の社内などは当然のこと、お店で買い物している時、レストランで食事している時、バーでお酒を飲んでいる時など、言ってみれば四六時中。悪質な場合にはレストランやバーの店員などがグルの場合もあるので、常に身体から話さず、目や意識の中で管理するように気をつけましょう。

3. まさか!を前提にした準備をしておく
「まさかこんなことが起こるなんて」って言ったところで、その時には既にできることは限られています。そこで、まさかってことが起こった時に、どれだけ早く状況を回復できるのかによって、その後の気持ちが大きく変わって来ます。具体的には「お金は分けて持ち歩く」「パスポートのコピーを持参する」「クレジットカードの盗難時の連絡先の一覧をコピーして持参する」「海外旅行の保険証のコピーを持参する」「スーツケースや自宅の合鍵を別途持参する」

最後に「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」などの言葉がありますが、ついつい面倒だったり、その必要性が無いことに期待して、トラブルに合ってから後悔したりするもの。私も病院に入院したり、友人は大金を盗まれたり、色々なトラブルに見舞われたことは何度もあります。そういった緊急時にどれだけ迅速に、的確に行動できるかは、いかに上手な準備が出来ているかによると思います。

ムリなこと、無駄な事と言わず、渡航前にはしっかりと準備をして出来る限り自分の身も自分の物も守って楽しい旅行や有意義な渡航にしたいですね。




海外へ行く際のPM2.5やウイルス対策

このところ連日テレビなどで繰り返し報道されている中国の大気汚染の問題。
しかも花粉と有害物質がくっつくと、更に細かくなって飛散するらしく、より深刻な人体への悪影響があるかもしれないとのこと。。。

確かにここ数年、中国本土の近隣地域の香港やマカオへ行っても、常に空は黄色っぽい霧に覆われていて、明らかに空気が悪いんだろうなって思っていたので、最近の報道はその裏付けのように感じてしまいます。

さて、中国のみならず、海外へ渡航する際には、日本にいる時よりも一層ウイルス対策などを講じる必要があります。もちろん海外の国々の多くには日本と同程度の治療が受けられる医療機関や薬が揃っていますが、良く理解しておかなければならないのは「言葉や文化の壁」と「治療費」の違いです。

私は数年前に出張中に具合が悪くなり、シンガポールで数日間入院したことがあります。帰国後に加入していた保険の適応を受けて、医療費は戻って来ましたが一時立て替え払いをした医療費の金額にビックリ。そしてもちろん入院の手続きや治療や検査についてのコミュニケーションには大きな不安がつきまといました。

フランスで風邪をひいて高熱が出た時も、薬局の店員さんに症状を説明して薬を買うのに、言葉の壁が大きいと感じました。フランス語で書かれた薬を手に、何錠飲めば良いのかしばらく薬のパッケージを凝視したものです。(笑)

要するに、「海外渡航中は健康であることに越した事は無い」ということなのです。ですから「予防」はとっても大切なことなのです。

1. 手洗いが最初の一歩
石けんでしっかりと手洗いを心がけることが、予防の第一歩ですが、時と場合によってはそれが出来ないこともあります。そこで「除菌ウエットティシュー」の携帯をオススメします。食事時でも、トイレでも、色んな場所と状況で役に立ちます。


2. マスクの着用
最近の大気汚染の問題や、インフルエンザ対策として有効なマスク。煩わしいと感じることもありますが、「持ってて良かった」という状況も多くある海外、必携だと思います。


3. うがい薬
携帯用のノドスプレーの携帯がオススメです。また、リステリンなどのマウスウォッシュを使うのもオススメです。


4. ゴム手袋
場所によっては、医療機関などで使用されている薄いゴム手袋を携帯するのが良いと思います。特に東南アジアの農業施設などへ行かれる場合には、ウイルスだけではなく、破傷風の予防にもなると思います。


5. 目薬
普段はあまり症状が出ないという人でも、海外の環境では普段よりも強いアレルギー症状が出てしまうかもしれないので、目薬の持参もオススメです。何が書いてあるかわからない外国語表記の点眼薬を目にさすのはとても勇気の要ることですからね。