2012年6月10日日曜日

航空券の購入方法

飛行機のチケットの購入方法にはさまざまあって、方法や時期やタイミングによって値段にも大きな影響が出ます。「行き先」「日程」「人数」「利用クラス」などの必須条件を決めてリサーチを開始しましょう。


<リサーチ手順>
1. 旅行代理店に相談する
まず上記の必須条件を伝え、目的地へのフライトを運行している航空会社のラインナップを把握し、それぞれの空席状況と価格を把握します。

2. ツアーとの料金や利便性を比較する
旅行代理店が提供するさまざまなツアーやパッケージの方が料金的にお得なことが多いので、必ずその料金や空席状況を確認しましょう。

また、旅行代理店毎にツアーやパッケージの料金や内容は異なるので、複数の旅行代理店の商品を確認して比較することをオススメします。

3. 各航空会社のウェブサイトで料金と空席状況を確認する
必須情報を入力して、空席状況と料金を確認し、旅行代理店からの情報やツアーやパッケージとの価格差などを確認します。






<ポイントと注意点>
1. 旅行代理店で購入する場合
複数の航空会社を乗り継ぐフライトや、現地の国内線を利用する場合など、手続きが複雑な場合などは旅行代理店に手配を依頼する方が安全で確実だと思います。
また、日本を発着する海外の航空会社の手配の場合も、ウェブサイトが英語表記だったりするので、利用規約や予約の変更などが必要な場合に困るかもしれないので、語学力に自信が無い人は旅行代理店を利用するのがオススメです。

かつては、航空会社から直接航空券を購入するよりも、旅行代理店から購入する方が安かった時代もありますが、今は基本的に料金は一緒。ただし旅行代理店は「発券手数料」を徴収するので最終的には航空会社のウェブサイトから購入する方が安くなります。

2. ツアーやパッケージを利用する場合
日程やホテルや現地での食事や移動手段など、全て決まっているという点ではとても便利ですが、逆に言えば変更が出来ないこともあり、柔軟性に欠ける面があることを理解して利用しましょう。

また、旅行会社によっては「ウェブ申し込み限定商品」などもあるので、詳しい情報を収集して賢く活用したいものです。

団体行動の場合の時間厳守やルールの遵守は個人旅行よりも強く求められます。協調性を持ってマナー良く行動することを心がけましょう。

3. 航空会社のウェブサイトで購入する場合
出発日時の表示が「日本時間であるとは限らない」など、日時に関する誤解や勘違いが起こりやすいということに注意しましょう。また、深夜発着の便の表示が「0時以降は翌日の日付で表示される」ことに十分な注意が必要です。

各航空会社はマイレージサービスを提携するグループの航空会社と共有していますが、利用するフライトの機材(飛行機)の運用を行っているエアラインによってはマイルが付与されなかったり、ボーナスマイルの特典が得られない可能性もあります。

コードシェア便と呼ばれるフライトがあり、複数の航空会社が一つのフライトを共同運行している場合があります。例えば、JALのフライトでJALの飛行機であっても、提携するアメリカン航空の便名が併記されていたりするということです。このコードシェア便に関してはりようするフライトの機材が他の航空会社によって運用される場合でも、共同運行する航空会社のウェブサイトからチケットを購入することができます。

逆に、同じワンワールドやスターアライアンスやスカイチームで同じ路線を別々に運行していたとしても、コードシェア便になっていないフライトの場合には、他の航空会社ではチケットが購入出来ないので気をつけましょう。

<チケットの種類を理解する>
一般的に販売されている航空券は下記の4種類です。

1. 格安航空券
旅行代理店が団体運賃の航空券を個人向けにバラ売りしている航空券で、一般的に販売されている最安値の航空券です。旅行代理店でしか購入することができないのと、変更や払い戻しが出来ないものがあったり、各航空券毎にルールが異なるので気をつけましょう。

2. ゾーンペックス料金(正規割引料金)
航空会社のウェブサイトで購入できる最安値の航空券です。この航空券に「早期購入割引」を各航空会社が設定していて、さらに割安で購入できるものもあります。

3. IATAペックス料金
周遊券などに利用できる割引航空券ですが、ゾーンペックス料金よりは割高の航空券です。
予約変更や路線変更は出来ないので注意が必要です。

4. 正規料金
いわゆる「定価」で、購入時期や購入場所に関係なく料金は同じです。
割引料金を見た後で見ると驚く程高くなりますが、
便の変更、路線の変更、航空会社の変更、払い戻しなどが可能で、1年間有効なので一番使い勝手は良い航空券です。



また、これ以外に搭乗日やフライトの変更が出来るものや出来ないものがあったり、払い戻しが出来たり出来なかったり、各航空券によってその規則には下記のようなものがあります。

e. オープンチケット
出発前に帰りの便を決めなくても良い航空券のこと。有効期限が1年間のものもあれば、10日間というものもあります。

f. フィックスチケット
出発前に行きも帰りも便を決めなければならない航空券のこと。

g. フィックスオープンチケット
有効期限内であれば一度だけ帰りの便の変更が可能な航空券のこと。


5. 座席のクラス
路線や航空会社によってその設定は若干異なりますが、基本的には「エコノミークラス」「ビジネスクラス」「ファーストクラス」の三種類に分かれています。

a. エコノミークラス
言わずと知れた一番座席数の多い最安値クラスです。最近では「プレミアムエコノミー」というちょっと座席の広いエコノミークラスを設置している航空会社もあり、料金も座席の広さもエコノミークラスとビジネスクラスの間のものがあります。


b. ビジネスクラス
エコノミークラスに比べて、座席の広さ、優先搭乗、空港ラウンジの利用、荷物の優先処理、機内食の内容など、かなりサービスの違いがあり、値段もぐっと高くなります。


c. ファーストクラス
ビジネスクラスよりもさらに広い座席が提供され、航空会社によっては機内をより快適に過ごすための着替えを用意してくれたりします。座席のリクライニングはベッドのように平らになり、しっかりと横になって眠ることができます。

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