自分のケータイを海外で使えるのか?
パソコンを持参してインターネットに接続できるのか?
通信費はいくらかかるのか?
1. <現地でのケータイの使い方を決めましょう>
「メール不要、ネット不要、通話のみ利用」の場合
現地で自分のケータイを使うという方法と、現地のケータイをレンタルするという方法があります。
自分のケータイの場合は普段と変わりなくいつもの番号で受信、発信ができますが、通話料は割高になるし、日本から海外への海外通話料金は受信している自分負担となります。
レンタルした方が通話料金などがかなり安く済む場合もありますが、自分の番号への着信を受け取ることができないので、レンタルケータイの番号を事前に周知しておく必要があります。レンタルケータイの使い方として、渡航先の国の番号のケータイであれば、そのケータイの番号を現地の知人などに周知しておき、その番号へかけてもらえば通話料が安く抑えられます。
「メールとネットWifiで無料なら利用、通話のみ利用」の場合
海外で公衆無線LANやホテル内の無料無線LANを利用できる場合に限ってメールをチェックしたり、ネットを使ったりしたいという人は、WifiのみをONにしておき、キャリアとのデータ通信をしないように設定して使いましょう。
このタイプの人は、発信用のケータイはレンタルして、iPod TouchやiPadをwifiで使うのが良いかもしれません。
「渡航中ほぼ常にメールを受信し、ネットに接続し、通話も利用」の場合
一日パケットし放題サービスを活用しましょう。
「電話は日本から電話の受信用」の場合
出来れば自分のケータイではなく、現地の番号のケータイを事前にレンタルし、その電話番号を周知しておけば、通話料金は全て発信者にかかります。ただし相手の負担になるだけではなく、国際電話をかけさせなければならないので、不慣れな人にはとても不評かもしれません。
「電話は自分から発信用」の場合
日本への国際電話はレンタルでも自分のケータイでもどちらも高いので使い過ぎに注意。渡航先の国内の相手と話すことが多い人は、現地の番号のケータイをレンタルして使うのが一番安価になります。
「頻繁に同じ国へ行く人」の場合
現地のケータイ会社からプリペイドのケータイを購入して、渡航する度に電源を入れて利用するのが一番安価になると思います。
パソコンのインターネット接続も同様で、プリペイドのモバイルルーターを購入して使用するのが一番安価で便利に使えます。
「常にインターネットへパソコンを接続したい人」
海外で使えるモバイルルーターをレンタルして行くのが良いと思います。
2. <ケータイの種類によっても注意が必要>
「スマホ」の場合
間違いなく一番注意が必要なのがスマホ。便利だけどきちんと設定したり契約を理解していないととんでもない金額が請求されることになります。
通話を全くしないのであれば、Wifiだけ利用するように設定するのが良いと思います。
通話もメールもネット接続も利用するのであれば、必ず「パケットし放題対象キャリアに接続するか、キャリアとの通信をしない設定にして、wifi通信だけを使うようにしましょう。
パケットし放題サービスはメールとネットの接続料を上限1,500円にしてくれるだけで、通話料金は上限無く請求されるので勘違いの無いように気をつけて下さい。
「スマホではない日本のケータイ」の場合
基本はスマホと一緒ですが、wifi通信機能が無いものも多いので、使い方によってはスマホよりもキャリアへの接続が重要になるかもしれません。
3. <その他の注意点>
「一日パケットし放題サービスの活用」について
渡航先の国の通信会社の中に、自分の使っているスマホの電話会社(DocomoやauやSoftbank)が定める「パケットし放題対象キャリア(電話会社)」に接続して使用すれば、1日1,500円で使い放題です。
不慣れな人、初めての人は必ず渡航前に各ケータイ会社のHPで料金やパケットし放題対象キャリアを調べておきましょう。
この「一日パケットし放題」というのは、日本時間の00:00〜23:59の24時間を意味しているので間違えないようにしましょう。現地時間でも、接続してからの経過時間ではないので、気をつけて下さい。また、現地で一日の中で複数の国を移動し、複数の対象キャリアへそれぞれの国で接続すると、それもキャリアが変わる毎に課金されるので気をつけて下さい。
「レンタルケータイを使用する場合」について
普段使い慣れている機種とは違うものになる可能性大。操作に慣れず使いににくいかもしれません。
「コンセントの形状と電圧」について
普段使っているケータイを現地で充電する際に、コンセントの形状と電圧を事前に確認しておく必要があります。海外でも利用できることを売りにしているケータイの充電器は海外の電圧でも利用できるものもありますが、ほとんどの機種は海外では使用禁止で、発火したり故障したりする可能性があります。
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