国や地域によって手順やルールが異なることがありますが、まずは基本的なルールからご紹介します。
日本でも普及していますが、自分で給油する「セルフサービス」と店員さんに給油してもらう「フルサービス」があります。
フルサービスの場合は店員さんの指示通りにすれば問題ありません。
セルフサービスは日本の場合と少し違うので注意点をまとめます。
1. 利用する給油機の番号をレジに伝える
まず、給油機の場所に車を停めたら、エンジンを切って車を降りてレジへ行きます。給油機のことは「ポンプ」と言い、「ポンプ ナンバースリー(3番の給油機)」という風に伝えます。
2. クレジットカードまたは現金を渡す
給油機にクレジットカードを挿入して会計できる機能がありますが、アメリカでは日本で発行されたクレジットカードは使えません。一見すると使えそうに見えますが、自宅の郵便番号(Zip Code)の入力を求められるため、アメリカの住所の登録の無い日本のカードは使えないのです。
レジへ行き、給油機の番号を指定したら、クレジットカードで支払う場合はカードを渡して給油機へ戻り、給油します。クレジットカードの場合は満タンまで自由に給油量を決めることができます。
現金の場合は給油したい量に応じた金額を渡します。満タンにしたい場合には満タンにできる金額を多めに渡し、給油後におつりを貰います。金額を指定して入金したい場合は、その金額ピッタリを渡すか、それよりも多い金額の札を渡して金額を伝えます。おつりがある場合はその場で受け取るか、給油後に貰います。
3. 給油する
日本では「レギュラー」と「ハイオク」と表示されていますが、アメリカなどでは「89」「92」「98」などと数字が書かれています。この数字が大きければ大きいほど「ハイオク」ということになるので、給油する際にどのガソリンにするかを選んで、その給油機から給油します。数字が大きければ大きいほど良質になり、値段も高くなると覚えておきましょう。
車種によってどのガソリンを入れるべきかの指定がある場合もあるので、レンタカーの場合には借りる際に確認しておくようにしましょう。
4. カードのサインをする/ 現金のおつりをもらう
給油を終えたらレジへ戻り、再度「ポンプナンバー3」と使用した給油機の番号を伝えると、カードへのサインを求められたり、現金の場合はおつり渡されます。
最後に、
ガソリンスタンドは比較的治安の悪い場所なので、出来るだけ深夜の利用は避け、手早く、手短かに用事を済ませて速やかに立ち去りましょう。
この点でも現金よりもクレジットカードの方が安全だと思います。
また、たった数分であっても必ずドアは鍵をかけ、社内の目立つところに貴重品を置いたりしないように心がけ、防犯に気をつけましょう。
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