飛行機に乗る前に、機内で快適に過ごすための工夫やアイデアをご紹介するので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
1. 「寒さ対策」
飛行機に乗る際に、一番失敗してはいけないことは「寒さ対策」です。
1時間〜2時間の短いフライトなら我慢で乗り切れるかもしれませんが、4時間以上のフライトでは風邪をひいたり体調を崩してしまう可能性がとても高くなります。
機内ではブランケットが利用でき、寒い時にはもう一枚余計にもらうことも可能ですが、それでも寒さで体調を崩してしまう可能性があります。
特に、外国の航空会社の機内は驚く程寒いことが多く、到着する頃には機内のあちらこちらからくしゃみが聞こえてくることもよくあります。
私のアドバイスは「ウインドブレーカーか薄手のダウンの着用が一番効果的でオススメ」。
ウインドブレーカーやダウンジャケットは軽くて、薄くて、冷たい外気を通さず、身体の乾燥を防ぎます。
特に寒がりの人にオススメなのは「ネックウォーマー」「レッグウォーマー」「厚手の靴下」「手袋」などの着用がオススメです。
過去には、厚手のニットやスウェットシャツやパーカーなど、色々と試しましたが、外気を通す服は思ったよりも外気を通してしまい、寒いと感じました。
風邪を引きやすいと心配な人は「風邪薬」や「鼻炎薬」を持参する方が無難だと思います。
2. 「乾燥対策」
機内は常にとても乾燥しています。
乾燥している環境に何時間も閉じ込められるので、乾燥対策は必須で、失敗するとさまざまな問題が発生してしまいます。
乾燥してトラブルになるのは「肌」「目」「喉」などが代表的で、それぞれ自分にとって必要な対策を講じなければなりません。
保湿クリーム、目薬、マスクの着用など対策は必要ですが、乾燥肌でかゆくなってしまう人は、かゆみ止めなどの薬の持参が望ましいと思います。
頭皮も乾燥してしまうので、フケが出る人も薬を使用したり、帽子をかぶるなどの対策をされるのが良いと思います。
乾燥していて、喉を痛めてしまう可能性もあるので、「マスク」の着用が一番のオススメですが、喉が弱いという人やマスクが苦手という人には、「のどスプレー」がオススメです。
3. 「睡眠対策」
夜に出発するフライトや長時間で時差のあるフライトの場合などは、機内でしっかりと眠らなければなりません。
よく眠れるようにするための工夫はひとそれぞれだと思いますが、機内では「耳栓」「アイマスク」「まくら(ピロー)」などが人気のようです。
4. 「ひまつぶし」
機内では映画が観られたり、音楽を聴くことができる機内エンターテイメントサービスがあるので退屈せずに過ごせる工夫がなされていますが、気に入る音楽や映画が少ない場合もあります。
また、外国の航空会社の場合は日本語の字幕がある映画が少なかったりすることもあるので、長時間のフライトの場合には時間を持て余してしまうこともあります。
私のオススメは「iPad」「iPod」「PSP(プレイステーションポータブル)」「ニンテンドーDS」などを持参することです。自分のお気に入りのゲームや音楽や動画を楽しむことができるので、とても有効な暇つぶしになると思います。
特に「iPad」は事前にiTuneから映画をレンタルしたり購入しておけば、機内で楽しむことができるし、ゲームをしたり本や書類を読むこともできます。
5. 「常備薬」
たとえ2時間の予定のフライトでも、故障や天候などの不測の事態によって長時間機内に滞在することを余儀なくされることもあります。特に海外の便の場合には、フライトアテンダントに日本人がいるとは限りません。
そんな機内で常備薬がないために体調を崩したり、調子が悪くなってしまうととても辛い思いをします。しかも機内は気圧の影響や冷房や乾燥など普段よりも過酷な環境に長時間いることになるので、普段飲んでいる常備薬は持参することをオススメします。
そして「トイレは常に早めに行く」ことを必ず心がけましょう。まだ大丈夫なんて思っていて、急に気流が悪くなるとトイレの利用ができなくなって辛い思いをすることになります。
機内は乾燥しているので、適度に水分を摂る必要がある一方で、寒さのためにトイレに急に行きたくなることがよくあるので、十分に気をつけてくださいね。
6. 「スリッパ(ルームシューズ)」
ビジネスクラスやファーストクラスでは用意されていますが、エコノミークラスにはありません。
長時間のフライトでずっと靴を履きっぱなしは疲れてしまうので、靴を脱いでいたいけれど、土足の機内の床に靴下のままというのはとても不衛生。
トイレへ行く時は床が汚れていることを考慮して靴で行くことを強くオススメしますが、座席にいる間はスリッパがオススメです。
足下が寒いことへの配慮と、スリッパは脱げやすいということを考えると、出来れば柔らかい素材で出来ているルームシューズの方が良いかもしれません。
7. 「ゴム製の靴ひも」
スニーカーを履きたいという人にオススメなのが、靴ひもをゴム製のものに交換しておくことです。足がむくんでいる時や狭い機内の座席でも靴の着脱が楽になります。
8. ボールペン
機内では入国のための書類を記入しなければならないので、ボールペンは必携です。キャップが無くならないノック式のものがオススメです。
9. ノイズキャンセルのヘッドフォン
飛行機の中は常にエンジンなどノイズが聞こえていて、映画や音楽を楽しむ際にも、実際に快適な音量よりも大きな音にしなければきちんと聞き取ることが出来ません。長時間のフライトで大きな音量でイヤホンやヘッドホンを使用するのは耳に良くありません。ノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンやヘッドホンは機内のノイズを下げてくれるので、とても聞き取りやすく快適です。
髪型や背もたれに当たる可能性などを考えると、大型のヘッドホンよりも小型のヘッドホンの方が持ち歩きも楽なのでオススメです。
もしも大きなイヤーパッドのヘッドホンを好むのであれば、とにかく「軽いもの」がオススメです。重いヘッドホンを機内で長時間使用するのは意外と疲れますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿