2012年5月2日水曜日

航空会社の選び方

海外旅行へ行く上で、航空会社の特徴を知っておくのはとても大切なこと。
航空券の値段だけではなく、サービスの違いなどについても事前に理解しておけば、間違いの無い航空会社選びができますよ。

1. 日系の航空会社
日系の航空会社はJALとANA。全てのサービスにおいて「行き届いた日本語による対応とサービス」が外資系の航空会社との絶対的な違いです。
客室乗務員や地上係員の気遣いやサービスに対する質へのこだわりが感じられることが多く、日本人ならではのサービスに迎えられます。
また、機内で映画や音楽を楽しむ上でも、基本的には全ての映画や音楽が日本語で楽しむことができます。

2. 外資系の航空会社
日本を離着陸する便には、日本語が話せるスタッフがいますが、スタッフの中のほんの数人であることが多い外資系。
機内食も和食が選べることが多く、日本人利用客を意識したサービスも提供されています。
ただし、座席の機内販売のカタログのほとんど英語だったり、外貨表示だったり、映画や音楽の多くが外国語のみの提供だったりします。

3. 同じグループなら乗り継ぎが便利
世界中の航空会社の多くは航空会社のグループに加盟して、世界中の路線を提携することで網羅しています。「スターアライアンス」「ワンワールド」「スカイチーム」の3グループに世界中のほぼ全ての主要な航空会社が加盟しています。日本の全日空(ANA)も「スターアライアンス」に、日本航空(JAL)も「ワンワールド」に加盟しています。

4. スターアライアンスグループの航空会社
スターアライアンス加盟の航空会社で、各航空会社が展開しているマイレージサービスが共有されているので、自分が入会しているマイレージサービスの航空会社がスターアライアンスなら、同グループの航空会社を利用する方が便利でお得になります。
スターアライアンス加盟航空会社
ユナイテッド航空
ルフトハンザ航空
エアカナダ
スカンジナビア航空
タイ国際航空
ニュージーランド航空
全日空(ANA)
シンガポール航空
オーストリア航空
アシアナ航空
LOTポーランド航空
USエアウェイズ
アドリア航空
クロアチア航空
BLUE1
TAPポルトガルv
南アフリカ航空
スイスインターナショナルエアラインズ
中国国際航空
トルコ航空
エジプト航空
ブリュッセル航空
TAM航空
エーゲ航空
エチオピア航空

5. ワンワールドの航空会社
ワンワールド加盟の航空会社で、各航空会社が展開しているマイレージサービスが共有されているので、自分が入会しているマイレージサービスの航空会社がワンワールドなら、同グループの航空会社を利用する方が便利でお得になります。
ワンワールド加盟航空会社
アメリカン航空
ブリティッシュエアウェイズ
カンタス航空
フィンランド航空
イベリア航空
ラン航空
日本航空(JAL)
ロイヤルヨルダン航空
S7航空
エアベルリン

6. スカイチームグループの航空会社
スカイチーム加盟の航空会社で、各航空会社が展開しているマイレージサービスが共有されているので、自分が入会しているマイレージサービスの航空会社がスカイチームなら、同グループの航空会社を利用する方が便利でお得になります。
スカイチーム加盟航空会社
KLMオランダ航空
アエロフロートロシア航空
アエロメヒコ航空
アリタリアイタリア航空
エアヨーロッパ
エールフランス
ケニア航空
大韓航空
タロム航空
チェコ航空
チャイナエアライン
中国東方航空
中国南方航空
デルタ航空
ベトナム航空

7. その他の航空会社
上記のグループに加盟していない航空会社は独自のマイレージサービスを提供していますが、他の航空会社のマイルを移行したりできないので、仕方が無い場合を除いてオススメしません。

8. 格安航空会社(LCC / Low Cost Carrier)
ジェットスター航空、エアアジアなどが日本に乗り入れている国際線がある格安航空会社です。その特徴は「サービスは最小限にとどめ、低価格運賃を提供する」ことなので、通常の航空会社では当たり前に提供されるサービスが提供されないという点に留意して利用する必要があります。詳しいことは各航空会社のウェブサイトでご確認下さい。



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